承福禅寺
福岡県宗像市上八1373
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雲無心出岫

 雲無心出岫(陶淵明・帰去来の辞の一節)
 雲は無心にして岫(しゅう)を出(い)ず

岫とは谷あい、山の穴の意。山腹のほら穴からもくもくと雲をは吐き出し、雲は無心にして沸き出でて流れ行く、自然の雄大なる風光が伺える。雲は全く無心です。風吹けば風のままに流れ、悠々として湧き出て、悠々として去っていく。行くも止まるも作意がない。
あっちがいい、こっちが好きだという好悪嫌着の計らいも無く何のわだかまりも無い。自由自在な無心無我の境界をあらわした言葉。
大自然の中に自らがとけこんでしまった無心の境地。

策扶老以流憩  策(つえ)つきて老を扶け
               以って流憩し

時矯首而游観  時に首を矯(あ)げて游観す

雲無心而出岫  雲無心にして岫を出ず

鳥倦飛而知還  鳥飛ぶに倦んで還るを知る

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