承福禅寺
福岡県宗像市上八1373
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雪寒北嶺梅香南枝

雪寒北嶺梅香南枝(禅林句集)
雪は北嶺に寒く 梅は南枝に香し

遠い北国の嶺々はまだ雪が覆って寒々としているが、季節は着実に移りつつあり、里寺の承福寺ではすでに梅の花もほころびて、芳しい香りをただよわせている。今年は久々の寒波の襲来で南国鹿児島でも雪が降るという稀な気候の年らしい。と言っても昔はこんな寒さなんて珍しくはなく、今の暖冬傾向の方が稀な年だった。

禅語には梅花をうたった句が多いが、厳寒を忍んでけなげに咲き出す花に託し、我が辛苦を乗り越える心境にすり合わされるのかもしれない。この句は早春の風景を詠じた句であるが、禅宗の宗旨としては、北と南、梅と雪等との対置において差別歴然の大自然の相を見る。その上、陰陽を対置し互いに相即相入しながら展開していくいのちのはたらきを観じる句である。

今なお雪に覆われた北国、またその峰々の春はまだまだではあるけれど、すでに南のはなだよりは届けられている。もう少しの踏ん張り、もう少しの辛抱、もう少しの発奮。悟りの春はちかい。ただ、日常冷暖房の中にいて、寒暖辛苦を忘れぬるま湯に浸る者には、この春の喜びも、梅の一輪のほころびにも感動は感じられないかもしれない。

この私がそうなのだ。。(-。-)ボソ・・・(〃^∇^)o_彡☆あははははっ・・・・この頃、わがHPの掲示板に若い娘さんたちの書き込みに感化されて、顔文字の挿入によるコミュニケーション効果を学ばせてもらっている。( ̄人 ̄)南無ーー♪ ともあれ、『雪は北嶺に寒く、されど、梅は南枝に香し』である。

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