承福禅寺
福岡県宗像市上八1373
TEL:0940-62-1833
 / FAX:0940-62-0435
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2023-02

禅語

雲無心出岫

雲無心出岫(陶淵明・帰去来の辞の一節) 雲は無心にして岫(しゅう)を出(い)ず 岫とは谷あい、山の穴の意。山腹のほら穴からもくもくと雲をは吐き出し、雲は無心にして沸き出でて流れ行く、自然の雄大なる風光が伺える。雲は全く無心です。風吹けば風の...
禅語

平常心是道

平常心是道(無門関)平常心(びょうじょうしん)是れ道(どう) 政治家たちがよく、政治課題や政治姿勢を問われて「平常心です」と言う答えを聞く。この場合の平常心は普段のとおり、格別の構えた思いも無ければ、気負いもなく、淡々とした心境であるという...
禅語

巌谷栽松

巌谷栽松(がんこくさいしょう) 臨済録巌谷に松を栽う 今般、承福寺は本堂改修工事がようやく終わり、工事のために移植していた前庭の木をどうするかを総代が聞いてきた。改修前の庭は松のほかさまざまな雑木が雑然と植えられていたが、移植したあとの開々...
禅語

花簇々 錦簇

花簇々 錦簇(碧巖録) 今まさに春爛漫、花は桜ばかりではない。百花繚乱。菜たね、蓮華草、見渡せばあちらこちらに花便り。「簇々」とは「群がり連なるさまを言う」今年は珍しく桜と雪が同居する光景も見られたが、これもまた風流な風情だった。この句から...
禅語

一大事

一大事 (いちだいじ)生を明らめ死を明むるは仏家一大事の因縁なり(道元禅師) 大事件、災難危機やにあって大変だ、一大事だと慌てふためく日常語であるが、禅者は仏法における最も大切なことを一大事と言う。お釈迦様始め、諸仏は皆等しく仏法をもって衆...
禅語

春在枝頭已十分

春在枝頭已十分(聯珠詩格)春は枝頭(しとう)に在って已に(すでに)十分 この語は中国・宋の詩人、載益の「春を探るの詩」の一節である。 終日尋春不見春  終日春を尋ねて春を見ず杖藜踏破幾重雲  藜(あかざ)の杖をつき踏破す幾重の雲帰来試把梅梢...
禅語

酒逢知己飲

酒逢知己飲(虚堂録) 酒は知己に逢うて飲む 詩は快人(かいじん)に向かって吟じ酒は知己(ちき)に逢うて飲む 快人とは心気爽快にしてものの憐れを解する人のことをいい、ここでは詩心を解する人という意味で、およそ詩と言うものは詩心の無い人に聞かせ...
禅語

楓葉経霜紅

楓葉経霜紅  楓葉(ふうよう)は霜を経て紅なり 秋も深くなると山野の木々は一斉に紅葉して参ります。先日は久しぶりに本山大徳寺の開山忌大法要(11月22日)に参列のため京都へ出かけました。暖冬のためか今年の紅葉は二十日以上も遅れているみたいで...
禅語

体露金風

体露金風(たいろきんぷう)(碧巌録)     僧問う「樹凋み 葉落つる時如何」     雲門曰く「体露金風」 体露=そのまま露われ出ているさま。金風=秋風のこと。秋は五行説(木、火、土、金、水)では金にあたる。よって秋風のことを金風という。...
禅語

掬水月在手

掬水月在手  水を掬すれば月 手に在り弄花香満衣  花を弄すれば香は衣に満つ(全唐詩) 于良史の詩「春山の夜月」の句の一節。 秋の夜、川面に両手を入れて、その水をすくって見ると、そこに月が映る。春の野辺、花をかざし弄べば衣服いっぱいに花の香...