承福禅寺
福岡県宗像市上八1373
TEL:0940-62-1833
 / FAX:0940-62-0435
Google MAP

2023-02

禅語

大道透長安

大道透長安 〈趙州録〉  大道長安に透る  長安は唐時代における帝都であり、シルクロードにおける中心として世界に通じる国際都市であり、すべての道はローマばかりでなく、長安にも通じていた。ただ、此処で言う長安とは心の世界の都のことであり、即ち...
禅語

寒時寒殺闍黎・・

寒時寒殺闍黎 熱時熱殺闍黎 〈碧巌録〉 寒時(かんじ)は闍黎(しゃり)を寒殺(かんさつ)し、熱時(ねつじ)は闍黎を熱殺(ねっさつ)す  「言うまいと思えど今日の暑さかな」とは誰の句か知らないが、ついつい今日も暑いですねぇと言葉を交わす。“暑...
禅語

一鉢千家飯 孤身万里游

一鉢千家飯 孤身万里游 〈禅語類驟・五灯会元〉一鉢千家の飯 孤身万里に游(あそ)ぶ  一椀の自鉢を持ち、ただ一人諸方を托鉢行脚して食を乞い一人歩く修行者としての境涯をいうが、一軒一軒周りながら小さな恵みを受けながら、おかげを受けながら生かさ...
禅語

関  (碧巌録)

関  (碧巌録)南北東西活路通 (かつろをつうず)  大灯国師偈  一般的に家の入り口を玄関といわれているが、玄関とはもともと入り口の意味ではなかった。玄関の玄の字は玄妙なというように、奥深い道理、根本の教え、真理の道と云う意味で玄関とは玄...
禅語

花看半開 酒飲微醺

花看半開 酒飲微醺 (菜根譚)花は半開を看(み) 酒は微醺(びくん)を飲む 花は半開を看(み) 酒は微醺(びくん)を飲む。大いに佳趣あり。若し爛漫・(もうとう)に至らば、便ち悪境を成す。盈満(えいまん)を履(ふ)む者、宜しく、之を思うべし。...
禅語

笠重呉天雪 鞋香楚地花

笠重呉天雪 鞋香楚地花(景徳伝灯録)笠は重し呉天の雪 鞋は香し楚地の花 唐の詩僧 可士の「僧を送る」と云う題の詩 一鉢即ち生涯 縁に随って歳華を渡る是れ山に皆寺あり 何れの処にか家ならざる笠は重し呉天の雪 鞋は香し楚地の花他年禅室を訪わんに...
禅語

好雪片々不落別處

好雪片々不落別處(碧巌録) 好雪片々別處に落ちず  これは、唐代(8世紀)の禅者・龐居士(ほうこじ)が道友の薬山惟巌禅師を訪ねてのときの話。龐居士(ほうこじ)は維摩居士と並び称せられる在家修行者。維摩居士はお釈迦様の時代の大富豪で学識もすぐ...
禅語

主人公

主人公〈しゅじんこう〉   (無門関) この語は以前このコーナーで取り上げた「惺々著」の語と重複する説明になってしまうが、無門関十二則に出てくる「瑞巌主人公」という公案の中の言葉である。 瑞巌の彦和尚、毎日自ら主人公と喚(よ) び、復た自ら...
禅語

春入千林處々花

春入千林處々花 秋沈満水家々月 (禅林句集)春は千林にいる處々の花 秋は満水に沈む家々の月  過般、隣町のお茶人さんから茶掛けにするからと「春入林處々鶯」の一行書の依頼を受けた。初めて書く語なので「なんでこの語なのか?」を訊ねたら、表千家家...
禅語

風吹不動天辺月

風吹不動天辺月 雪壓難摧澗底松(普燈録)風吹けども動ぜず、天辺の月雪壓(お)せども摧(くだ)け難し、澗底(かんてい)の松  風が吹くと地上の草木はすぐにざわざわと揺れ騒ぐ。天空の雲も風に煽られ形を変えて流れ去る。だが天上の月だけはどんな風が...