承福禅寺
福岡県宗像市上八1373
TEL:0940-62-1833
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2023-02

禅語

春色無高下…

春色無高下 ―春色(しゅんしょく)高下〈こうげ〉無く花枝自短長―花枝(かし)自(おの)ずから短長(たんちょう)   〈普灯録〉  諸行は無常にして時の流れは迅く、またたくまに3月は過ぎ去り今や季節は春爛漫。桜の名所には人だかり、花を愛でるの...
禅語

福聚海無量

福聚海無量(法華経・観音普門品) 一般にもよく知られる観音経の中の最後にある一節である。 具一切功徳 一切の功徳を具し慈眼視衆生 慈眼をもって衆生を視(み)たもう福聚海無量 福聚の海は無量なり是故応頂礼 是の故に応(まさ)に頂礼(ちょうらい...
禅語

一 (いち)

一 (いち)  なんだかんだと追いたくられながら過ごした平成十九年であった。結局やり残し山積のまんま新たなる年を迎えてしまった。そして否が応でもまた新たなる一歩を踏み出す事となったが、それは毎年繰り返す去年今年のおもいである。 「今年はどん...
禅語

山呼萬歳声

山呼萬歳声 (漢書・武帝記)山呼(さんこ)萬歳(まんぜい)の声 又は 山は呼ぶ 萬歳(ばんざい)の声  この夏、茶の湯をたしなむ婦人より、正月にふさわしい茶掛けがほしいので、何か書いてくれとの依頼を受けていた。忘れていたわけではないが、わが...
禅語

無事是貴人

無事是貴人 〈無事是れ貴人(きにん)〉  この語句は茶掛けとして茶道家のお好みらしく、よく揮毫を頼まれたものである。といっても私にではなく、昔大徳寺の僧堂時代、当時の管長であった小田雪窓老師の侍者をしていた時の話である。老師のもとに、茶人や...
禅語

秋風淅々 秋水冷々

秋風淅々 秋水冷々 (虚堂偈)  現代の日本の臨済禅の源をなす中国・径山万寿寺の虚堂智愚禅師の偈である。南宋時代の禅僧、1185~1269。虚堂智愚〔きどうちぐう〕は臨済宗松源派の高僧で大徳寺・妙心寺両派の禅の直系の祖である南浦紹明(ナンポ...
禅語

雲在嶺頭閑不徹

雲在嶺頭閑不徹 水流下太忙生 (虚堂録)雲は嶺頭に在って閑不徹 (かんふてつ)水は下(かんか)を流れて太忙生(たいぼうしょう)  閑不徹とは徹底した静けさ、静寂さであり、太忙生はざわざわと大変忙しいさまをいう。雲は遥かかなたの嶺の上に静かに...
禅語

竹筧二三升野水

竹筧二三升野水 松窓七五片閑雲 (五灯会元)竹筧 (ちっけい) 二三升の野水 松窓七五片の閑雲  竹筧とは長い竹で水を渡すトユのようなもの。二三升や七五片と言う数字は、その数を言うのでなく、多くはないが事欠かないほどにいつもある言うことの表...
禅語

水自竹辺流出冷

水自竹辺流出冷 風従花裏過来香(禅林類聚)水は竹辺より流れ出でて冷ややかに、風は花裏(かり)より過ぎきたって香し  夏の暑さのさ中特に竹林を渡る風は涼しくすがすがしさを感じさせられる。さらにその竹林より流れ出る水もまた冷ややかなものである。...
禅語

松老雲閒曠然自適

松老雲閒曠然自適(臨済録)松老い、雲は閒(しずか)にして曠然として自適す  松寿千年の翠〈みどり〉と言う句もあるが、老松は泰然自若、悠然としていつまでもそのみどりを保ち続けている。そしてまた流れる雲は静かにして時の経過、世のわずらわしさも忘...